Q.注文住宅と規格型住宅(大手ハウスメーカーなど)は何が違うの?
A.同じようなデザインの住まいをあちこちで見かけた経験はありませんか?それは住宅メーカーなどが手掛ける、規格型といわれる大量生産の住宅。建てる人の希望を全てカタチにした家とは言えないものです。その点、一からプランニングをしていくのが注文住宅。
それぞれの住まいへのこだわりを実現し、ほかのどこにもない自分だけの住まいという、お客様の想いが詰まった何物にも代えがたい満足を手に入れることができるのです。
Q.注文住宅はどのくらい思いどおりに家が作れるの?
A.注文住宅は規格型住宅と比べて制約が少ないので、外観のデザイン、間取りはもちろん、
パティオ (中庭)などのアイデア空間づくりや細やかな収納アイデア、内・外装材、
バリアフリーや介護に至るまで自由に選択・実現することができます。
Q.注文住宅を建てたいと思ったら、何から始めればいいの?
A.注文住宅を建てるには、まず良い工務店との出会いが大切になります。
わが国は地域によって気候風土に大きな差があり、住まいもその地域性に適した
ものでなくてはなりません。
その意味でも、地元に根差しその土地を知り尽くしている工務店が、それぞれの地域で 最も住みよい住まいづくりができると言えるでしょう。
Q.保証体制はどうなっているの?
A.工務店ごとに保証に関する取り決めは異なりますので、工事をお願いする際には
どのような保証・ 補償制度が設けられているのか、事前に確認しておくことが大切です。
とはいえ、「瑕疵担保期間 の10年義務化(下記表参照)」といった、法によって義務づけられた保証もありますので、基本的には安心です。プラスアルファで、保証やフォロー体制の充実している工務店ならなお安心と言えるでしょう。
代表的な保証・補償制度を以下にご紹介しますので、チェックしてください。
・瑕疵保証の10年義務化
建物の完成引渡し後10年間、基本構造部分に発生した瑕疵(=欠陥)について
無償で修理などをする保証。
・建物完成引渡保証
建築途中で万一工事請負業者が倒産した場合でも、保証機関が業者に代わって
建物の完成引渡を保証。
・地盤保証
地盤調査を行い、最適な基礎仕様または地盤改良を実施。それにも関わらず、
地盤が原因で建物が損傷した場合には補修費用等を保証する。
・住宅ローン補償保険
建主が病気やケガ等で月々の収入が減少した場合でも、住宅ローンの支払いに
困らないように所得を補償する。
・工事総合補償制度
工事中の事故・災害、それに施工が原因で損害を被った場合に対して補償する。
土地が狭いのだけれど、注文住宅なら対応してもらえますか?
狭小敷地や変形敷地に快適な住まいを実現できることこそ、
注文住宅ならではの特長です。自由設計の利点を十分に活かし、
限られた土地を最大限利用することが可能です。
Q.注文住宅って高くないの?
A.予算に応じて、きめ細かな提案ができるのが注文住宅の特徴でもあります。
商品仕様や建材などを自由に選ぶことができるので、コストダウンを徹底する部分と費用を掛けてこだわりたい部分とを分けて柔軟に家づくりをすることが可能です。
つまり、予算の範囲内で最も希望にかなう住まいを実現することができるのです。
Q.注文住宅は自由だといっても、制約はないの?
A.法で定められた構造強度の基準などがクリアされれば、基本的には制約はありません。
さらに、昨年建築基準法が改正され、建材・設備などに「何を使うか」という仕様の規制が取り払われたことで、一定の基準さえ満たせばより自由な家づくりができるようになりました。注文住宅でオリジナリティあふれる家をつくる楽しみが、さらに増したと言えるでしょう。
Q.アフターサービスは大丈夫なの?
A.注文住宅を手掛ける工務店は、地元に根づいた展開をしています。だからこそ引渡し後も末永く付き合え、いつでも相談できる安心感があります。家屋は何十年も住み継ぐものですので、むしろ建てた後の方が大事といっても過言ではありません。
いざという時に頼りになるパートナーかどうか、という基準も念頭において住まいづくりを進めましょう。
Q.将来に備えて、増改築しやすさを考えてつくれますか?
A.構造にもよりますが、基本的には増改築の自由に優れているのが注文住宅です。
規格型住宅の場合、構造上変更できない部分が多く、思いどおりの増改築ができないケースが多いといわれています。
また、地元の工務店なら増改築工事を頼みやすいという点も見逃せないところです。
比較的小さな工事でも気軽に依頼できるということは、意外と大きな安心につながります。
Q.白蟻対策はどうされてるのですか?
A.白蟻が嫌う環境というのは、湿気が無く、風通しが良いという事です。
当社の対策は、
1.地中からの湿気を建物に上げない為にベタ基礎の採用
2.基礎パッキンで、床下の風通しを良くする
3.土台と大引きには白蟻が嫌うヒバ材を使用
4.地盤面から1.5m迄の木部部分に防蟻処理
5.基礎内側の防蟻のための土壌処理も施しています
上記の対策にて、大切なお住まいを白蟻から守ります。
Q.「全館空調システム」は取り入れられますか?
A.「全館空調システム」は、建物全体の空調を行える実に魅力的なシステムです。しかし、ダクトを通して室内に吸気することになるため、吸気ダクト内に埃が溜まったりカビが発生したりしないよう、細かいメンテナンスが必要となるのも事実です。
それが嫌だという方には、第3種換気システム(ダクト式24時間換気システム)をお勧めしています。第3種換気システムは、30年以上も前に「24時間換気システム」の設置が始まったスウェーデンで最も普及している換気システムです。エアコンの設置は必要となりますが、ダクトは排気用しかありません。
Q.保証は何年ですか?
A.エーステクノ株式会社では、構造躯体、防水に関わる部分に10年ごとの有償メンテナンスを行った上で、30年の保証をしております。
Q.工期はどの位の期間ですか?
A.延床面積30坪〜40坪くらいでは100日から120日位が標準です。
Q.木造軸組工法と木造2×4工法の耐震性はどう違うの?
A.ツーバイフォー工法は、構造耐力に優れた枠材と面材が一体となった「面」で支える構造であり、6面体相互の緊結により家を形づくります。
ちなみに木造軸組工法は柱や梁で家の骨組みを造り、これにより家を支えていますので「線」で支える構造と言えます。
地震や台風などの外力を受けた際、木造軸組工法は荷重を柱や梁の接合部などの1点に集中させてしまうのに対して、木造2×4工法は建物全体で受け止めるので、荷重を全体に分散させ、外力に対して抜群の強さを発揮します。
さらに面構造によって高い気密性や断熱性も確保され、快適で高性能な住まいが実現されています。
Q.ハウスメーカーに比べると小さな会社なので心配です。
A.実際にハウスメーカーさんに依頼することに躊躇している方が意外に多いのに気づきますが、小さな工務店に依頼することに抵抗のある方はもっと多くおられます。
その心配の1つは、“その会社、潰れないか?大丈夫?”ということです。
第三者機関による保証など様々な保証がございますので、安心してご相談くださいませ。